【Scratch作品紹介】きつねとたぬきのおにごっこ
こんにちは。
四月ということもあり、今月は新しい生徒が本校にたくさん訪れました。
偶然、同級生同士が鉢合わせるなどなど、生徒にとっても私たちにとっても刺激が盛りだくさんな月となっています。
話は変わって、とある生徒に「僕の作品を紹介して」と言われました。
なるほど……ということで今回は生徒にアレンジしてもらった作品を紹介します。
本スクールでは、サンプル作品と同じものを生徒に作ってもらう授業がありますが、そこから派生して、さらにアレンジしてもらう時があります。
目次
作品名【キツネとタヌキのおにごっこ】
今回紹介させていただく作品元のサンプルはこちらの授業で行ったものです。
鬼ごっこのゲームをプログラミングで作るという課題で始まり、そこから独自の世界観で作ってくれたのが、下記のものとなります。
課題の中では虹色の虫を鬼役に抜てきしましたが、この生徒は虫は嫌いということで、追われる役をキツネとしました。
じゃあ、追う側(オニ)はどうしようとした時に、化ける系動物としてゆかりのあるタヌキにしよう、ということになりました。
しかし、Scratchにはタヌキの素材がなかったので自分で書くことに。
体の透明感はまさに化ける系動物のそれです。
かわいらしいタッチのイラストですが、口元の鋭い歯はオニの片鱗をうかがわせますね。
操作方法と遊び方
操作方法はシンプルで、マウスカーソルを動かしてキツネを動かします。
キツネ型抜きに触れないように動かし続けて、一定の時間が経過したらクリアとなります。
やさしさあふれる作品背景
タヌキにつかまるとオリに入れられるキツネさん。
ゲームオーバーの画面は真っ赤に染められ、おどろおどろしい雰囲気ではありますが、ゲームをプレイしてくれる人にはこだわりの配慮があります。
ステージ1をクリアするとステージ2へ突入するのですが、ステージ2になると鬼の追いかけるスピードが上がります。
そのため、ゲームの難易度は上がるのですが、この作品を作ってくれた生徒はゲームをプレイしてくれた人にクリアをしてもらいたいために、ステージ2へ突入すると、タヌキのサイズを小さくするというアレンジを加えました。
この作品以外にも、この生徒の作るゲームは遊び手にやさしいものが多くて、私たちもほっこりします。
おわりに
以上、とある生徒の作品紹介でした。
他にも普段の授業の内容を記事にしたものを貼っておきますので、参考にしていただけたら幸いです。